全日本選手権

第68回全日本卓球選手権大会の女子シングル決勝はミキハウス平野早矢香と日立化成の王輝。ETVで放送している。9-8の段階で促進ルールになる。勝者、平野早矢香。3連覇。ゲームカウント4対3。うん、すごい。元中国代表のカット打ちの王輝に対し、エッジ2本で5ポイント差をつけられた最終ゲーム。そこから相手のフォア側に球を集める作戦に切替、そして中盤で追いつく。最後は促進ルールに入るが、1ポイント落とした後にポイントを連取し優勝。これで世界選手権横浜大会に内定。
ANA福原愛は準決勝で王輝に0-4で敗れた。福原は準々決勝では石川佳純を下している。福原のこの大会でのベスト4入りは初めてのこと。昨日の女子ダブルス決勝は平野早矢香石川佳純組が前回優勝の福原愛と照井萌美組にストレート勝ちし優勝。
男子シングル決勝は明治大学水谷隼青森山田高校の松平健太を4-1で下し3連覇。水谷は岸川聖也と組んだダブルスも3連覇。男子シングルス決勝の映像は5ゲーム目だけだが、面白いゲームだ。どちらも天皇杯皇后杯にふさわしい試合だった。
この大会で松下浩二が現役を引退。41歳。46歳の斉藤清選手が全日本選手権通算100勝を達成。