エビナ電化工業

カンブリア宮殿はエビナ電化工業の海老名信緒社長。女だらけのめっき工場。東京都大田区。従業員約100人。はいてくメッキ。ギネスブックにウルトラブラックで認定。反射率1%以下。アンリツが発明、NECが宇宙用に開発。エビナが工業化に成功。1946年創業。父が創業者。1958年発売のホンダのスーパーカブ。そのバックミラーのメッキを受注。1974年入社。1980年代に円高不況。1984年にアメリカ視察。プラスチックボディの携帯型パソコン。メッキをして電磁波を抑える。1986年に電磁波シールドめっきを工業化。シェアトップ。売上高約16億円。パーム社のスマートフォン。プレ。30万台から50万台、そして100万台。内蔵アンテナのメッキ。中国でメッキ。雑で汚れが目立ち、トラブルが続出。SPEED PLUS。奈良の大仏。ブロンズという金属。錆びない膜。金メッキ。1985年。プラザ合意円高。輸出仕事が一気に無くなった。3社で始めた。ひらめいた。三寅会。情報交換。規格統一。世界の需要を3社で全て引き受けられた。ITビジネス。商品が2年持たない。携帯電話は3ヶ月。先があると思うと、とっくに消える。即断、即決、即実行。50人の技術者の半分が女性。細かい試作。10年前から積極採用。働きやすい職場作り。入社5年。チームリーダ。試作の期限は1週間。ポリシー。入社2年目。担当。手書きの日報。7時に社長が出社。前日の日報に目を通す。アドバイスを書き込んで返す。1950年生まれ。男性は中の下までしか応募が来ない。大企業を落とされている。コンサルティングに頼んだ。10年間。内装改装で4億円。問題点。派閥。日本の技術はチームでやる。同級生と結婚すると辞めていくことが多かった。男性が地方勤務になる事が多い。対策。女性の方の給料を多くする。だいぶ持ってかれている。シャク。大田区の社長仲間達。長野県の上伊那郡。定期的に各地を訪問。異業種の中にこそ新たなビジネスのチャンス。2年に1度は欧州視察。地球の裏側を知るのは絶対必要。7年前ある施設を作った。テクノマーク。メッキ専門の研究所。電子顕微鏡、1億円。設備投資額、5億円。能力、技術を生む。政府。中小企業を発展途上国に連れてこうという動きが多い。その技術はあっと言う間に拡散していく。台湾や韓国はガードしている。あっと言う間に技術は消える。人に、銀行に、行政に頼るな。リアリスト。