総選挙2009

民主が単独で308議席と大勝。小選挙区制度の怖さだな。前回の自民と今回の民主。自民は次の選挙まで組織が持つのだろうか。政党別増減は自民は-181の191議席、公明は-10で21議席、民主は+193で308議席、共産は+-0で9議席、社民は+-0で7議席、国民は-1で3議席、みんなは+1で5議席、日本は+1で1議席、他は諸派1、無所属6。自民党郵政選挙での大勝でおごりすぎたということ。そして安倍元総裁、福田前総裁と政権投げだし。その結果選んだ麻生総裁が世間離れし過ぎていたということだろう。民主党は小沢前代表の選挙術が組織全体に浸透していたという事。寝る直前までテレビが言っていた自民2桁、民主で3分の2というのは朝起きてみると外れていた。民主単独で絶対安定多数を超えるが、民主、社民、国民、日本の4党では3分の2に2議席足りないというのはぎりぎりバランス感覚が働いたかなという感じ。政権選択を出来る2大政党制に適した方式とされている小選挙区制度だけど、一方の地滑り的大勝利に繋がりやすいという事も前回と今回で示したと思う。危ういと言えば危うい。まあ、その為の2院制と言えるのかもしれないけど。民主党の新人は想定より約1年総選挙が伸びて苦労したがその苦労が報われたという感じ。一方の自民党はまるで万年野党の様に相手批判が中心。それでは、勝てない。自民党民主党の政策に財源の裏付けがないと言っているが、自民党が押し進めた経済対策に財源の裏付けはあったのだろうか。ここまで国債を乱発したのはどの党なのだろうか。視聴率1位が24時間テレビと重なり悲劇と言われた日テレというのは皮肉なのでしょうか。自民党は1955年の結党以来初めて衆院の第1党を明け渡す。長野県は元々比較的民主党が強い県だけど5つの小選挙区を独占とは。それだけ自民党に対する批判が強いのだろう。ただ羽田元首相はインタビューを聞いていても、かなり厳しい気がする。この任期を全うできるのか、疑問。そうなると県内の勢力図は大きく変わる可能性がある。長野4区は思った以上に早い当確だった。民主党への風と地元出身者というところか。茅野市出身で事務所は下諏訪と分散したのも良かったか。後藤さんの評価はけして悪くないと思うんだけど。矢崎氏は高校の同窓会がかなり動いたようだ。となると、強いよな。自民党は1955年の結党以来初めて長野県の衆院議席を全て失った。長野4区は投票率77.01パーセント。矢崎公二、民主、新、当選、106,262票。後藤茂之、自民、前、落選、63,118票。上田秀昭、共産、新、落選、16,575票。増沢宏昭、諸派幸福実現党、新、落選、2,787票。幸福実現党の0議席。あれ、諸派の1というのはどこだろう。それにしても43,144票差。ここまで差がつくものなのだろうか。全国でもかなり早い時分に決着していたし。毎日新聞記者で薬害エイズ問題を追いかけてきた。昨年10月の出馬表明。事務所は下諏訪町高浜。信金向いの元は東京靴流通センターの建物。今朝はもうガラス窓のポスターも剥がしてあった。投票日の昨日には公示日にかかげた大きな看板も取り外していたし。そんな物なのかな。

id:renya