拝観式

平成20(2008)年2月2日の朝、御神渡りの拝観式が諏訪市小和田の八剱神社の宮坂清宮司、宮坂隆大総代らにより行われました。天和3(1683)年から伝わる御渡帳と照合した結果、昭和38(1963)年と明治30(1897)の筋に似ているとし、「今年の天候をやや不順、作柄を十分、世相は不安定なれど明るい兆しあり」と判断。諏訪市高島の中門川河口を下座(くだりしま)とし湖心付近から下諏訪町西高木を上座(あがりしま)とする筋を「一之御神渡り」、諏訪市渋崎の旧六斗川河口から岡谷市湊を経由し下諏訪町赤砂崎に至る筋を「二之御神渡り」、下諏訪町南高木から釜口水門方面に東西に走り一之御神渡りと交差している筋を「佐久之御神渡り」と認定。2季ぶりの御神渡りだが。ここ20年では1991年、1998年、2003年、2004年、2006年に続くもの。2月24日に注進奉告式で諏訪大社に報告し、大社を経由して宮内庁気象庁にも送られる。