上社抽籤式

平成22(2010)年2月15日に上社の曳行担当地区を決める抽籤式が本宮で行われました。8地区の抽籤総代は参集殿で行われた事前のくじ引きで決まった順に雪が降りしきる中、弊拝殿に上り、順くじを引き、続いて本くじを引いていきました。その結果、本宮一之御柱の曳行担当は湖南・中洲、本宮二之御柱は落合・境・本郷、本宮三之御柱は宮川・ちの、本宮四之御柱は北山・米沢・湖東、前宮一之御柱の曳行担当は四賀・豊田、前宮二之御柱は原・泉野、前宮三之御柱は金沢・富士見、前宮四之御柱は豊平・玉川と決まりました。曳行分担の抽籤は明治時代に入ってからと言われていますが、現在の曳行分担の枠組みは明治35(1902)年からで今回が19回目。本宮のお膝元、湖南・中洲が本宮一之御柱を担当するのは初めての事。今回斎庭へは各地区ともに木遣り師3人を含む83人に制限しました。ちなみに本籤を引くタイミングが丁度正午過ぎということで、テレビの前は黒山の人だかりで、担当が決まるたびに大きな歓声が上がりました。